01 | 大いなるつながり |
Shougyo |
そういえば、日本という国には「同じ釜の飯を食った」という言葉があるとか……。これは同じお釜で炊いた米を食べたというよりも、むしろ団結の堅さを示す言葉らしい。 数年前、天候の不順から米不足になり… |
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02 | 量れない時間 | Shougyo | 私は時々こんなことを考える。時間とは、人間が勝手に決めたモノサシだ。しかし結構便利なモノサシなので、誰も疑問を持たずに使っているのだと……。地球がぐるりと一周回る時間を二十四で割ったから、一日は二十四時間。 | ||
03 | 壮大な開会式 | Shougyo |
私の名は阿難(あなん)。私の心は、いつもあの時と同じように、尊きお師匠さまの心の世界を旅している。 |
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04 | 人生の目標値 | Shougyo |
「昔の人は良いことを言った」 |
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05 | ただ一つの処方箋 | Shougyo |
現状認識。 |
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06 | 近くて遠い家 | Shougyo |
そこに行けば、どんな夢もかなうというよ。 |
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07 | 平等な差別 | Shougyo |
ある高校の放課後の校庭。一人の男子生徒が真剣な顔で女子生徒に交際を申し込んでいた。 |
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08 | 成仏の保証 | Shougyo |
悲しいことがあると開く皮の表紙 |
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09 | 遥かなる縁 | Shougyo |
思いこんだら、試練の道を行くが男のど根性……。 |
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10 | 約束の地 | Shougyo | 私の生まれた時代から今までの三千年間、天国という言葉の登場する歌がどれほど多く作られ、そして歌われてきたことか。キリスト教でいうこの理想世界が本当に有るのかどうかはともかく、一切の苦しみを離れ… | |
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11 | 平等な資格 |
Shougyo |
制服の胸のボタンを |
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12 | 未来の約束 | Shougyo |
尊き師であるお釈迦さまからの、私たちへの卒業証書、それは「成仏の約束」だった。しかし、お釈迦さまが亡くなったら、それ以後の仏教信者はもう卒業証書を頂くことができないのだろうか? |
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13 | 過去からの証明 | Shougyo | 遥か遥か遠い昔、一人の菩薩さまがある誓いを立てられた。それは「もし自分が悟りを開いたなら、未来に法華経が説かれる場所へ、宝塔に乗って時間も空間を越えてかけつけ、その教えが真実であることを証明しよう」という… | |
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14 | 区別なき可能性 | Shougyo |
私の名は阿難(あなん)。今日もお釈迦さまが説かれた光と風の世界を旅している。 |
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15 | ただ無上の道を惜しむ | Shougyo |
私の名は阿難(あなん)。今日もお釈迦さまが説かれた光と風の世界を旅している。 |
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16 | 安らかに忍ぶ | Shougyo |
君の行く道は果てしなく遠い。 |
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17 | 量り知れないもの | Shougyo | 一・十・百・千・万・億・兆・京。ここまでは、新聞の経済面でも目にする数字の位だろう。そして、京の次は垓(がい)・杼(じょ)・穣(じょう)・溝(こう)・澗(かん)・正(せい)・載(さい)・極(ごく)… | |
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18 | 永遠の命 | Shougyo |
仏さまにも色々なお名前がおありになる。私たちの尊きお師匠さまのお名前はお釈迦さま。その他の仏さまなら、例えば阿弥陀さまや薬師さま……。 |
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19 | 無限の功徳 | Shougyo | もし、あなたの子供が怪しげな宗教に入信したなら、あなたはどうするだろうか。「うちは代々◯◯宗だ」ととがめたとしても、子供から「○○宗というのは先祖供養の習慣みたいなもので、本当にその宗教を信じている訳では… | |
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20 | 失われない功徳 | Shougyo |
伝言ゲームを体験した人はいるだろうか。一人目が短い文章を覚え、次の人、次の人へと耳打ちで伝えていき、最後の人にどれくらい正確に伝わったかを競うというものだ。 |
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21 | 伝え続ける功徳 |
Shougyo |
「ろ〜っこんしょ〜うじょ〜う。ろ〜っこんしょ〜う〜じょ〜う」 |
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22 | ひたすらの礼拝 | Shougyo |
尊きお師匠さまと私が生きた時代から三千年。平成の日本で「楽天」と聞けば、ほとんどの人がプロ野球の球団のことだと思うだろう。 |
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23 | 妙薬を携えて | Shougyo | 生死無常(しょうじむじょう)。尊きお師匠さまのお示し下さった、最も基本的な教えだ。そして、私たちが使う言葉にも、この生死無常の考え方が当てはまる。例えば、昭和の日本では「成人病」という言葉が生まれ、それが今では「生活習慣病」と呼び名が変わったように……。 | |
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24 | 二千年分のシナリオ | Shougyo |
暗い世相が続いている。 |
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25 | 教えの中に生きる | Shougyo |
男女の愛欲の世界には、プロポーズなるものがある。 |
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26 | 菩薩の資格 | Shougyo |
尊きお師匠さまの眉間(みけん)には、右回りに渦を巻いた白髪「白毫(びゃくごう)」がある。 |
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27 | 悲しみを観る力 | Shougyo |
皆さんが「菩薩さま」と聞いて、一番に思い浮かべる方はどなただろう。やはり観音さま、正式には観世音菩薩さまのお名前を挙げる人が多いのではないだろうか。 |
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28 | 神々の誓い | Shougyo |
日本では、正月を過ぎると新聞やテレビで「初詣参拝者ランキング」なるものが発表されるとか。関東では明治神宮や成田山不動尊、関西では伏見稲荷や八坂神社・住吉大社が例年上位に入るようだ。 |
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29 | 時を超えた修行 | Shougyo |
私の名は阿難(あなん)。今日もお釈迦さまの織りなす光と風の世界を旅している。今から約三千年前の、尊きお師匠さまと私が生きた時代から、さらに昔の話を思い出してみよう。 |
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30 | 四つの心得 | Shougyo | 私の名は阿難(あなん)。お釈迦さまが織りなす光と風の世界の旅も、間もなく終わりを告げようとしている。そんな中、普賢菩薩さまが「もう一度この教えをひと言でお説き下さい」と願われた。尊きお師匠さまのお答えは… | |
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31 | 儀式の終わり |
Shougyo |
過去・現在・未来の三世にわたり、東西南北とその間を含めた八方、さらに上方・下方を加えた十方に仏さまはおられる。しかし、それらはみな分身(影)であり、すべての仏さまは永遠の寿命を保つ「久遠釈尊」という仏さま… |
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32 | 光と風の世界 | Shougyo |
「そらや愛やりんごや風 すべての勢力のたのしい根源 万象同帰のそのいみじい生物の名」 |
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