小坊主のつぶやき |
最近、年齢のせいか和食を食べたくなることが多い。ことに懐石料理などは、目でも楽しめるので素晴らしい。 懐石といえば贅沢なイメージもあるが、本来は禅宗の修行僧が寒さと空腹をまぎらわせるため、暖めた石などを懐(ふところ)に入れたところから来たとか。 ちなみに、お釈迦さまやお弟子たちの食事は一日一食だった。しかし日本では、曹洞宗の開祖・道元が、中国より一日三食の習慣を持ち帰って次第に広まったようだ。空腹を忍ぶ術も、一日三食の習慣も、共に禅から起こったところが面白い。 さて、和食のおかげで血糖値も落ち着いて体調はいいのだが、今度は痩せすぎて見た目が貧弱に……。ちまたで流行ってる、ビリーズなんとかにでも入隊しようか(笑)。 |