小坊主のつぶやき |仏さまの言葉で… by Shougyo

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『人』という字の音読みには「じん」と「にん」の二通りが在りますが、偉人・賢人・人口などの「じん」の読み方の方が、悪人・善人といった「にん」という読み方より多く思い浮かびます。

 また『間』では「かん」と」けん」ですが、これも熟語となると「かん」の方が多くなります。

 すなわち漢字の音読みには「じん」や「かん」のような『漢音』と、「にん」「けん」のような呉音(ごおん)の二種類があり、日本語では漢音読みの方が一般的で、呉音読みは仏教用語に多く見られるのです。

 エーッ!それじゃあ呉音同士が重なった『人間』はどうなるの?ということになりますが、実はこれ古代インドの仏教用語「マヌッシャ・ローカ」が、中国で漢字に訳されて日本に輸入されてきた言葉なのです。

 私たちが人間のことを「にんげん」と呼ぶとき、仏さまの言葉で呼んでいることを忘れないで下さい。

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