釈尊成道会 |仏になるってどういうこと? by Takochan
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理想の人格

 慈悲深く、知識や智恵が有り、実行力も優れているという人こそ、理想の人格者といえるのではないでしょうか。お釈迦さまは、まさにそのような人でした。直接のお弟子たちだけでなく、ずっと後の時代においても在家・出家の区別なく「お釈迦さまのようになりたい」と思う人が大勢いました。

 誰でも仏陀すなわち「最高の存在」になる可能性がある、というのが仏教の大前提です。そのことは、私たちと同じ人間であるお釈迦さまが、自ら手本をお示し下さいました。その上お釈迦さまは、たとえ話などを使って多岐(たき)にわたる観点から仏道修行の方法についても説かれ、私たちはそれらを経典から読み取ることができます。

image このように多くの修行方法が説かれているということは、誰もが仏陀になれることと深く関係しており、それだけ人それぞれに応じた修行方法が用意されているといえるでしょう。たとえば座禅(ざぜん)して瞑想したり、読経(どきょう)をしたり、写経をしたり……。しかしそれだけで終わってしまっては、お釈迦さまが法を説かれた真意に反することになるため、よく注意しなければなりません。これらの修行法は導入にしかすぎず、そこから本質へと移行しなければ何の意味もないのです。

 お釈迦さまが法を説かれた真意は、あなたが最高の存在になるだけにとどまらず、すべての人がみな等しく最高の存在になることです。この真意をそのままに実践するには、お題目を唱え、また他の人にもお題目をすすめる以外にありません。

お寺へ行こう!
 仏道修行の最も大切な基本は、お釈迦さまの「慈悲行」を実践することです。それは縁の有る人を救うことであり、相手にも仏道修行をしていただくということでもあります。そのためには、まず相手を仏さまとして敬うことから始めなければなりません。それは家族であっても他人であっても同じことです。
 菩提寺での行事は、お釈迦さまの人格に一歩でも近づく良い機会です。家族や友人・知人と誘い合わせてお参りし、理論と実践が一体となった仏さまの智恵を皆が得ることのできるよう、共に唱題修行に励みましょう。
お寺へ行こう!

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