lotus column 妙法蓮華経 by Dozaemon
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 何となく常識だと思っていたことが、実はそうでなかったということは無いだろうか?
 例えば『時そば』というと江戸落語の演目の一つだが、一説によると上方落語の『時うどん』を江戸噺として移植したともいわれる。どちらにしても、東は蕎麦、西はうどんという文化が、この演目が作られた頃にはすでに定着していたようだ。

 しかし実は、日本最初の蕎麦屋は大阪にあったそうだ。時は大阪城築城の頃、全国から土木工事関係者が集まり、必然的にまかないの店として蕎麦屋が開業されたという。その後は江戸に進出し、元の大阪ではうどんに取って代わられたのだとか。

 さて『妙法蓮華経』というお経も、法華系宗教団体の専売特許だとお思いの方も多いだろう。しかし聖徳太子はその解説書を著されており、平家納経も法華経を写経したものだ。また、天台宗や禅宗でも読誦され、弘法大師も法華経の講義をしたと伝えられる。

 日本仏教史の中で、まさに中心的な存在であった経典。それもそのはず、お釈迦様が本当にお説きになりたかった教えこそ『妙法蓮華経』なのだから。

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