lotus column 仏弟子の品格 by Gentai
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 カナダのバンクーバーでは冬季オリンピックが開催され、毎日白熱した競技の様子が報道されている。しかしその一方で、日本代表選手の服装の乱れが指摘され、代表としての品格が問われている。

 同じように日本の相撲界でも、横綱らしからぬ態度や言葉遣いによって、品格を問われる問題が注目された。

 広辞苑によると、品格とは「物の良し悪しの程度、しながら、気品、品位」とある。たしかにマスコミの過剰な報道もあるだろうが、みんなから選ばれた日本の代表選手として、または相撲界を背負った横綱としての立場を自覚した時に、落ち着いた態度や節度、言葉遣い、他者や周囲への気配り、遠慮、謙虚さ等が自然と身に付くのではないか。

 私たちにも、仏弟子として求められる品格がある。ただし、その良し悪しは自分自身が勝手に決めることではない。世間に認めてもらうことでもない。「我即歓喜」とあるように釈尊がお喜びになり、釈尊に褒めて頂けるような振る舞いこそ、仏弟子として備えるべき品格ではないか。

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